こんにちは、関西(大阪堺市)を拠点に活動している猫写真家の雨樹一期です。
雑誌撮影や出張撮影を通して、猫と暮らすご家族の日常を撮影しています。

当ホームページではペットのかわいい撮り方などを発信しています。

▶︎【猫写真家直伝】猫の撮り方|室内で猫をかわいく撮るコツ10選(暗い・動く悩みも解決)

 

さて、出張撮影やイベント撮影会では、「できればカメラ目線の写真もほしい」というご要望をいただくことがよくあります。
「自宅ではなかなかカメラ目線では撮らしてくれないんです」という、飼い主さんが多いんですね。

雑誌の撮影関しても同じで、カメラ目線は求められます。

少し上を見上げた表情や、ふと視線を外した瞬間も猫らしくてとても魅力的なので、そうやって自然な表情を撮りつつも、カメラ目線も狙って撮影しています。

やっぱり、数枚はバッチリ目が合った写真があると喜んでいただけるんですよね。

そこで今回は、猫の習性を利用したカメラ目線を引き出すための考え方とコツを、猫写真家の視点からお伝えしていきます。

 

猫の撮影でよくある悩みをまとめた記事はこちら
▶︎ 猫がカメラを嫌がる・撮らせてくれないのはなぜ?

猫がカメラ目線をしにくい理由(本能・視線・音)


猫はパーソナルスペースがとても広いです。
飼い主さんはここまではOK、知らない人はここまでしかダメだよ。という境界線があるんですね。

それは猫ちゃんによっても違いますし、その日の気分によっても変わります。

また、正面から近づかれるのも苦手、じっと見られることも嫌います。いつもと違う飼い主さんの動きにも警戒します。
これがまさに、撮影する時の動きなんですね。

さらに、カメラという黒くて大きい物体。謎の音。

これらがMIXされて、警戒心はMAX。

って、韻を踏んでるみたいになってますが 笑、そんな状態ではなかなかカメラ目線で撮ることはできないんですね。

という風に、猫にカメラ目線をもらう以前に、撮ろうとしたら逃げられることも多いのではないでしょうか?

 

 

やってはいけないNG行動

だからといって、無理やり抱っこして連れてきて撮影を繰り返すと、「撮影=嫌な時間」として覚えてしまうんですね。
病院を嫌がる猫ちゃんが多いのは、

・飼い主さんの行動がいつもと違う
・知らない場所に連れて行かれる
・パーソナルスペースで無理やり保定(動きを固められる)される
・何をされているか分からなくて怖い

これを病院へ行く前の行動から全て覚えているから、次からは事前に察知されちゃうんですね。
もちろん、獣医師さんや看護師さん、飼い主さんが悪いわけではないですけどね。

撮影も無理やりを繰り返してしまうと、同じようになってしまう可能性があるんですね。
なので、必ず猫ちゃんのペースを優先しましょう。

 

猫に近づいても逃げられないコツ


これは距離の保ち方が大切。猫のパーソナルスペースにいきなり踏み込まないことです。
まずはすぐにカメラを猫に向けず、境界線の外で待ちの時間をつくります。

猫にとっては、これが確認時間になります。
警戒心の強い猫ちゃんは、いつもと違う行動、早い動きに敏感です。

でも、飼い主さんがまったりゆったりとしていると、安心して警戒心もといてくれます。
さり気なくおもちゃを取り出すのもいいですね。

近づいてきたり、遊び出したら撮影スタートです。

以下にて、もっと詳細に「撮影に入るまでのコツ」を解説しています。

 

猫にカメラ目線をしてもらうための実践テクニック


これはもう簡単。猫ちゃんの本能を利用させてもらうだけです。
って、利用するって言い方は悪いけど、撮られている意識を無くして、遊びの延長で撮影するんですね。

撮り方も極力簡単に。さらにかわいく撮れる方法をご紹介します。

 

おもちゃを使ってレンズの上に目線を誘導する

猫のおもちゃを使います。自宅におもちゃがなければ、ボールペンなど先の尖ったものでも大丈夫です。
カメラの清掃用のエアダスターでもオッケーです。

「そんなもので大丈夫!?」って思われがちですが、すぐに取り出せるので僕はよく使います。
レーザーポインターは破壊力がありすぎて大興奮して飛び回る子もいるので、ほどよく興味を持たせるくらいのおもちゃがいいですね。
なので、ボールペンを使ったりしています。

猫ちゃんは警戒心が強いけど、好奇心も旺盛。
おもちゃに注目をさせることで、カメラの存在を忘れてもらいます。

【撮影手順】
①カメラは床に置きます(猫目線での撮影が可能|手ブレもしない)
*高さが合わない時は下に本などを置いて高くします
②ピントを半押しで先に合わせます
*AFモードをAF-C(コンティニュアスAF)に設定していると追尾してくれます
③おもちゃを猫ちゃんの上などで振って視線を誘導します
④おもちゃをそのままレンズの上に持ってきます
*おもちゃが写り込まないようにしましょう
⑤猫ちゃんがレンズの上のおもちゃを見た瞬間にシャッターを切ります

もう、これだけです。

ばっちりカメラ目線です。

ぐにゃぐにゃしながらも、ずっとカメラ目線です 笑。

 

見上げた瞬間の表情もかわいい

個人的には、猫の見上げた表情が好きです。鼻の下のぷっくり感がかわいいんですよね。
なので、カメラ目線だけにこだわらずに、おもちゃを見上げた瞬間にも撮っておきましょう。

この表情、たまりません。

先ほどはカメラを床に置いていましたが、もちろん少し上からのアングルで撮るのもいいですね。
見上げた時の表情もかわいいです。

ただ、カメラを手に持ちながら、おもちゃも使うとなるとなかなか大変。
手ブレに注意して撮影しましょう。

また、室内撮影で手ブレしちゃうという方は以下を読んで頂ければきっと解決するかなと思います。
合わせてお読みくださいね。


こちらの表紙。飼い主さんのご自宅に伺ったのですが、2匹飼われているので当然一緒に撮るというミッションです。
近い距離感で、縦構図で撮る必要もあります。

ソファなどで撮影もしていたのですが、椅子の下、ちょーどいい場所に猫ちゃんがスタンバイしてくれました。
「椅子の上にもう一匹が来てくれたら最高!」というシチュエーション。

この時使ったのは、レーザーポインター。大好きな猫ちゃんも多いおもちゃですね。
*使用する際は目に直接当てないように気をつけましょう

椅子の上の壁にレーザーポインターを照射。下の猫ちゃんは見えていないです。
もう一匹が椅子の上に来てくれたので、そのままレーザーを撮影している僕自身に向けて照射。

下の猫ちゃんも気付いて、見事にこちらを向いてくれました。
*イメージ的にはカメラのレンズの横のボディに照射しています。

猫ちゃんが見ているのは、実際にはレンズの真正面でなく少しズレた位置ですが、とても小さいズレなのでカメラ目線している写真になりますね。

まとめ(最後に)

猫ちゃんをカメラ目線で撮るのは実は意外と簡単です。ぜひ、実践してみてくださいね。
これが、かわいい撮り方の第一歩でもあります。

今回の床にカメラを置く、地べた撮影では自然と猫目線になるので、きっとかわいい写真を撮ることができますよ。
慣れてくれば、視線も自由に誘導ができますよ。

 

猫の気持ちが分かったら、次は「どう撮るか」です。
室内で猫をかわいく撮る具体的な方法はこちらで詳しく解説しています。
▶︎ 室内で猫をかわいく撮るコツ10選

 

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