こんにちは、猫写真家の雨樹一期(あまきいちご)です。

ペットの記念撮影というと、犬の撮影をイメージされる方が多いかもしれません。
実際、スタジオ撮影やロケーション撮影でも、犬向けのサービスは多く見られます。

一方で、猫の撮影となると「そもそも撮ってもらえるの?」と感じている方も少なくありません。
でも最近では、猫の撮影会というサービスも増えており、「愛猫をきちんと写真に残したい」と考える方も確実に増えています。

ただ、いざ撮影を考えたときに、「スタジオに連れていって大丈夫かな?」と不安に感じる方は多いのではないでしょうか。


猫をはじめての場所に連れていくことで強いストレスがかかったり、緊張して固まってしまったり、逃亡してしまったり。
普段通りの姿が見られないケースも少なくありません。

そのため最近では、自宅で撮影する「猫の出張撮影」を選ぶ方も増えています。

だけど猫ちゃんは警戒心の強くって怖がりの子が多いです。
「ちゃんと撮れるのか」「人見知りでも大丈夫か」といった新たな不安も出てきます。

実際、猫の撮影は犬や人物とはまったく違い、時間を決めて思い通りに進めることが難しいジャンルです。
環境やカメラマンへの警戒心によっては、ほとんど姿を見せないまま終わってしまうこともあります。

そのため、猫の撮影では「技術」だけでなく、猫の性格やペースを理解した撮影スタイルがとても重要になります。

本記事では、猫の出張撮影の基本から、失敗しないカメラマンの選び方までを解説します。
あわせて、猫にとって負担の少ない撮影スタイルについて、猫専門の出張撮影を行う中で培ってきた経験をもとにご紹介します。

 

 

猫の出張撮影とは

猫の出張撮影とは、ご自宅にカメラマンが伺い、猫が普段過ごしている環境の中で自然な姿を撮影するサービスです。
移動によるストレスを抑えながら、その子らしい日常の表情を残せる点が大きな特徴です。

 

スタジオ撮影との違い

ペット撮影というと、整ったライティングや背景で撮影できるスタジオ撮影をイメージされる方も多いかもしれません。
天候に左右されず、統一感のあるきれいな写真が撮れるのは大きな魅力です。

一方で、猫の場合は環境の変化に敏感なため、慣れない場所に連れていくことで強いストレスがかかってしまうことがあります。

スタジオでは緊張して動かなくなったり、隅に隠れてしまったり、怖がってキャリーケースから出てこなくなってしまうこともあります。

また、車での移動が苦手な子も多く、移動そのものが大きな負担になってしまうこともあります。

 

猫にとって負担が少ない理由

その点、出張撮影なら移動の負担がなく、いつもの場所でリラックスした状態のまま撮影することができます。

普段寝ている場所や、お気に入りの窓辺、よく遊ぶスペースなど、その子にとって安心できる場所で撮影できるため、より自然でその子らしい表情や仕草を残すことができます。

また、撮影会となると10分〜20分程度という限られた時間になりますが、自宅だと時間も空間にも余裕があることで、猫のペースに合わせた撮影がしやすいのも大きな特徴です。

無理にポーズを取らせるのではなく、日常の延長の中でふと見せる表情や、いつもの場所でお馴染みのポーズを切り取ることが、猫の出張撮影の魅力です。

 

猫の出張撮影でよくある不安


猫の出張撮影に興味はあっても、実際に依頼するとなると不安を感じる方も多くいます。
特に猫は環境や人に対して敏感なため、「本当に撮影できるのか?」という点は、多くの方が気にされるポイントです。

 

人見知りでも大丈夫?


猫が人見知りの場合、カメラマンが来くと猫が隠れてしまうんじゃないかな?と、不安に感じる方は少なくありません。
実際、知らない人が家に来ることで警戒してしまい、なかなか姿を見せないというケースもあります。

 

ちゃんと撮れるのか不安

猫はじっとしてくれないことも多く、「ブレた写真ばかりになってしまうのでは」と心配される方もいらっしゃいます。
また、タイミングが合わず、「良い表情が撮れないのではないか?」 「自然光も入らないので出来上がりが暗くなっちゃうのでは?」
という不安もよく聞きます。

 

 

時間内に撮れるのか不安


多くの出張撮影サービスでは時間制となっており、「限られた時間でうまくいかなかったらどうしよう?」と不安に感じる方も多いです。
猫の場合、慣れるまでに時間がかかることもあり、焦りが出てしまうことで、猫を無理やり連れてきたりしてしまい、うまくいかないケースもあります。

カメラを全く見てくれない、というケースも考えられます。

 

どこに頼めばいいかわからない


猫の撮影サービスは専門性も求められるため、犬に比べると多くはありません。

スタジオや個人カメラマン、マッチングサービスなど選択肢はありますが、それぞれに特徴があるため、判断が難しいと感じる方も多いです。

また、猫写真家の中には屋外での作品撮りを中心に活動されている方もおり、SNSや写真展などで見かける写真に憧れる飼い主さまもいらっしゃいます。
ただ、そうした撮影スタイルは一般のご家庭での撮影とは大きく異なります。

屋外での撮影は、明るく開けた環境の中で、距離を保ちながら望遠レンズで自然な瞬間を切り取るスタイルが多く、猫の行動をじっくり待ちながら撮影されています。
「待つ」という点では自宅での撮影と共通していますが、ご自宅の場合は猫のテリトリーに入る形になるため、より繊細な距離感や配慮が求められます。

そのため、屋外での作品撮りとご家庭での出張撮影では、同じ猫の撮影でもアプローチが大きく異なる場合があります。

 

猫の出張撮影でよくある失敗


猫の出張撮影は魅力的な反面、撮影スタイルやカメラマン選びによっては、思うような写真が残らないこともあります。
事前に知っておくことで防げるケースも多いため、よくある失敗例をいくつかご紹介します。

 

時間内に無理に撮ろうとしてしまう

撮影時間が決まっている場合、飼い主さんもカメラマンも「この時間内に撮らないと」と焦ってしまい、猫のペースを無視した撮影になってしまうことがあります。
その結果、警戒心が強くなり、逆にまったく撮れなくなってしまうケースもあります。

 

猫に慣れていないカメラマンを選んでしまう

カメラの技術が高くても、猫の扱いに慣れているとは限りません。
距離の取り方や接し方を間違えると、猫が警戒してしまい、撮影どころではなくなってしまうこともあります。

 

屋外撮影と同じ感覚で考えてしまう


猫写真というと、屋外でのびのびと撮影された作品をイメージされる方も多いですが、実際のご家庭での撮影とは条件が大きく異なります。
屋外の猫は行動範囲が広く、人に慣れているケースも多いため、ある程度動きが予測しやすく、撮影しやすい場面もあります。

逆に、ご自宅で暮らす猫は、縄張り意識を持つと同時に、環境の変化や知らない人に対してとても敏感な傾向があります。

普段安心して過ごしている場所であっても、見慣れない人が入ってくることで警戒してしまい、なかなか姿を見せないこともあります。
屋外で人や環境に慣れている猫とは異なり、同じ感覚で撮影を進めることが難しい場合もあります。

 

サービス内容をよく確認せずに依頼してしまう

カメラマンのポートフォリオなどの確認も重要ですが、撮影料金だけで判断してしまい、納品枚数や撮影スタイル、対応内容を十分に確認しないまま依頼してしまうケースもあります。
後から「思っていた内容と違った」と感じる原因になる可能性もあります。

かわいいベストショット一枚だけでいいのか、
いろんな表情の写真が欲しいのか、
求めいてるサービス内容と合っているか、

事前にしっかり確認しておくことが大切です。

マッチングサービスと猫専門カメラマンの違い

猫の出張撮影を検討する中で、マッチングサービスを利用するという選択肢もあります。

僕自身はそちらには登録していませんが、比較的リーズナブルに依頼できる点や、気軽にカメラマンを探せる点は大きなメリットです。
複数のカメラマンを比較しながら選べるため、価格や雰囲気を重視したい方にとっては利用しやすいサービスです。

「まずは気軽に撮影を試してみたい」という方にも向いていますね。

ただ、猫の撮影においてはいくつか知っておきたいポイントもあります。

猫への理解や経験に差がある


マッチングサービスでは、さまざまなジャンルのカメラマンが登録しており、必ずしも猫の撮影に慣れているとは限りません。
ペット撮影で一括りにされがちですが、犬を撮り慣れていても、猫はまた別です。

猫は距離感や接し方を少し間違えるだけで警戒してしまうため、撮影技術だけでなく「猫への理解」が非常に重要になります。

 

時間重視の撮影になりやすい

マッチングサービスの場合、時間単位での料金設定のため、「決められた時間内で撮る」ことが前提になります。
でも、猫の場合は慣れるまでに時間がかかることも多いです。

時間に制限があることで、猫のペースに合わせた撮影が難しくなることもあります。

 

撮影スタイルの違いを理解しておく

カメラマンによって撮影スタイルは大きく異なります。

短時間でポーズを決めて撮るスタイルもあれば、時間をかけて自然な表情を待つスタイルもあります。
猫の撮影においては、どのような写真をとって欲しいのか、事前に考えておきましょう。

 

猫写真家 雨樹一期(あまきいちご)の撮影スタイル


僕自身の撮影スタイルをご紹介させていただきます。このスタイルが合う方もいれば、合わない方もいるかと思います。
まず、猫の撮影で大切にしているのは、「人の都合ではなく、猫のペースに合わせること」です。

撮影後ですが、お渡しする内容も満足いただける内容をご用意しています。

 

猫ファーストの撮影


訪れた際に、距離をとられても、無理に近づいたり、連れてきてもらって無理やりポーズを取らせることはありません。
猫が安心できる距離感を保ちながら、自然な行動の中でシャッターを切っていきます。

映えるために作り込むのではなく、自然な姿を大切にしています。
猫は何をしなくても魅力的な存在です。
無理にポーズを取らせなくても、日常の中でふと見せる仕草や表情が、そのまま印象的な一枚になります。

また、「自然光が入らない部屋だけど暗くならない?」という点ですが、そちらも問題はありません。
カメラの設定やストロボを使うことで、明るくふわっとした写真の撮影が可能です。
もちろん、ストロボを嫌がる猫ちゃんには使用しません。

 

時間に縛られない撮影

猫の出張撮影では1時間や2時間などの時間を決めず、猫ペースでゆっくりと撮影を進めています。

というのも、猫が慣れるまでの時間はそれぞれ違います。
玄関でご挨拶いしてくれる子もいれば、近くに来てくれるまでに1時間以上かかる子もいます。

「ねこのきもち」の表紙撮影では、飼い主さんのお自宅にお伺いするのですが、猫ちゃんが隠れてしまうこともあります。
2026年の4月号の撮影では、訪問した際にベッドの下に隠れてしまい、約4時間ほどかかりました。

それでも猫のペースにあわせることで、自然な表情のかわいい写真をたくさん撮影することができました。

 

 

撮れなければ無料という考え方

どうしても姿を見せてくれない場合や、撮影が成立しなかった場合は、料金はいただいていません。
初めての方でも安心してご依頼いただけるように、リスクのない形でご案内しています。

 

料金と撮影内容について

撮影料金は、50,000円(税込)+出張費でご案内しています。

時間を区切らず猫のペースに合わせて撮影を行うこと。
また、撮影が成立しなかった場合は料金をいただかない保証を設けていることから、このような形でのご案内とさせていただいています。

人の都合で進める撮影ではなく、その子にとって無理のないペースで進めることを大切にしています。
そのため、撮影当日は余裕をもってお伺いし、飼い主さまにもゆったりとした時間の中でご一緒いただいています。


また、ご自宅の環境にあわせて、籐(ラタン)のカゴなどを使用した簡易的な撮影ブースを設置することも可能です。
いつもの日常を撮って、慣れてきたころに撮影をしています。


自然な雰囲気を大切にしながら、スタジオで撮ったような、少しだけ特別感のある一枚を残すこともできます。

こちらについても、無理やり何度も連れてきて撮影するのではなく、あくまで猫ちゃんペースで撮影させていただいています。
でも、籐のカゴを気に入ってくれる猫ちゃんは多くて、ずっと中でくつろいでる子もいます。

帰る際に「ごめんね」と言って、逆に出てもらうことも 笑。

そんな、ニャンコ人気の高いカゴや撮影グッズを持参します。

 

撮影エリアについて

関西(大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山)を中心に、出張撮影を行っています。

出張費をいただく形にはなりますが、基本的には全国どこでも対応可能です。
また、関東方面については出張のタイミングにあわせて撮影をお受けすることもあり、その際は東京駅からの出張費のみでご案内しています。

遠方の場合でも、まずはお気軽にご相談ください。
出張のタイミングでご案内させていただきます。

 

猫に好かれるための接し方


これまで保護猫7匹と暮らし、生後間もない時期から授乳をして育ててきた経験があります。
猫との距離の取り方や、警戒させない動き、空気の作り方など、撮影以前の部分を大切にしてきました。

こうした積み重ねは、撮影にも大きく影響します。

たとえば、飼い主さんが自宅で猫を撮ろうとしたときに、こんな経験はないでしょうか。

・カメラを取り出すと逃げてしまう
・寝ている姿を撮ろうと思っても、近づくと起きてしまう
・かわいいポーズを撮ろうとすると、体制を変えられちゃう

これは偶然ではなく、猫が周囲の変化や気配を敏感に感じ取っているために起こる行動です。

だからこそ、無理に撮ろうとするのではなく、猫の動きや気配に合わせて距離を取り、自然なタイミングを待つことが大切になります。

猫を知っているからこそ撮れる一枚がある。
それが、猫の撮影において大きな違いになります。

 

 

 

メディア実績と専門性


これまでに「ねこのきもち」での撮影をはじめ、稲垣吾郎さんのラジオ番組や、川田裕美さん司会のテレビ番組への出演など、猫の撮り方についてお伝えしてきました。

猫の撮影に特化した経験をもとに、初めての方でも安心して任せていただける撮影を心がけています。

 

お渡し内容と特典

撮影した写真は、データとしてお渡しするだけでなく、日常の中で楽しめる形でもお届けしています。
枚数や内容も含め、しっかりと満足いただける内容をご用意しています。

納品内容


・フォトフレーム(ベストショットを印刷いたします)
・撮影データ 80〜100枚
・データDVDでのお渡し(80〜100枚)
・オンライン納品(スマホ保存可能)

写真はこちらで選定し、一枚一枚丁寧にレタッチ(編集)して、2週間後までに郵送でお届けいたします。
DVDでは、ご自宅のプリンターやカメラのキタムラやコンビニのコピー機でもプリント可能です。

あわせて、オンライン納品も対応しています。
スマートフォンやパソコンから簡単にダウンロードしてご利用もいただけます。
ダウンロードURLを発行するので、ご家族で共有していただくことも可能です。

 

特典


商品到着後、Google口コミ投稿のお約束で以下の特典をプレゼントさせていただいております。

・オリジナルマグネット
・名刺(お名前と誕生日入り)

撮影のご感想など、お聞かせいただけましたら嬉しいです。

 

まとめ|猫の撮影は「誰に任せるか」で変わる


猫の出張撮影は、技術や機材だけでなく、猫の性格やペースを理解した撮影ができるかどうかで大きく変わります。
他にもスタジオ撮影やマッチングサービスなど、さまざまな選択肢がありますが、それぞれに特徴があるため、ご自身の目的に合った方法を選ぶことが大切です。

特に猫の場合は、無理に撮ろうとするのではなく、自然なタイミングを待つことが、その子らしい一枚につながります。

 

ニャンでもない日が、一番の宝物。


ご自宅という安心できる環境の中で、いつもの表情や仕草をそのまま残せるのが、猫の出張撮影の魅力です。
時間に縛られず、猫のペースに合わせながら、日常の中にある何気ない一瞬を丁寧に撮影していきます。

関西一円に出張させていただきます!
また、関東への出張の際にお伺いすることも可能です。ぜひ一度ご連絡ください。

 

猫の自然な一瞬を、写真に残しませんか

普段の何気ない日常が、かけがえのない宝物になる。そんな特別な体験をご自宅でしてみませんか?
いつもの場所で、特別な思い出づくりをご提供いたします。

撮影のご予約やご質問などがありましたら、お問い合わせフォームまたはLINEよりお気軽にご連絡ください。