
子猫をはじめて家族に迎える日。楽しみな気持ちと同時に、
「ちゃんと育てられるかな?」
「何を準備しておけばいいんだろう?」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事は、ペットショップやブリーダーさんから子猫(生後二ヶ月〜)を迎える方に向けて書いています。
はじめて猫と暮らすときは、必要なものが思っている以上に多く、
「これって本当に必要?」
「買っておけば良かった!」
「買ったけど使わなかった」
と感じることも多いです。
実際、猫によって、おもちゃやごはん、トイレの好みまではっきり分かれます。
生後二ヶ月の子猫は元気いっぱい。
家中を走り回る時期でもあるため、事前の準備で防げるトラブルもたくさんあります。

この記事では、
・子猫を迎える前に最低限そろえておきたいもの
・あると便利ななるもの
・生後2ヶ月〜の子猫と暮らす上での注意点
を、実体験をもとにまとめました。
これから子猫と暮らすあなたが、「準備しておいてよかった」そう思える記事になればうれしいです。
また、生後一ヶ月以内の赤ちゃん猫を保護された方は、下記の記事をご覧ください。
もくじ
子猫を迎える前に必要なもの|必須

子猫を迎えるにあたって、最低限必要なものがあります。
まずは子猫が安全に、落ち着いて過ごせる環境を整えてあげましょう。
キャリーケース
ペットショップやブリーダーさんから家まで安全に運ぶために必須となります。
いろんなタイプがありますが、おすすめは、上と前が開くハードタイプです。
猫が入ってくれない、出てくれないことも多いので、どちらも開くと使いやすいです。
動物病院に行く際には必ず使いましょう。「おとなしいから抱っこで通院」は絶対NGです。
猫トイレ・猫砂
猫はとてもきれい好きです。安心して排泄できる場所を用意してあげましょう。
トイレは「猫の頭数+1個」が理想です。多頭飼いの方も、子猫ちゃんと共にもう一台追加で購入しましょう。
猫砂も種類がたくさんあります。最初は、迎え入れ元で使っていた砂と同じものがおすすめですね。
トイレはケージの中に設置します。ケージがない際は、静かな場所に設置しましょう。
*玄関などの人の出入りが激しい場所は控えてください。

ちなみに、我が家では20年間いろんな猫砂を使ってきましたが、この数年は「デオトイレ」を使っています。
子猫用もありますが、大きくなってきたら成猫用に切り替えてくださいね。
トイレは常にキレイにしてあげましょう
フード・食器
フード用と水飲み用の食器を用意してください。
迎え入れ直後は、これまで食べていたフードを継続すると、すんなり食べてくれます。
食べない時のために、チュールも買ってあげましょう。
水飲み場は1か所だけでなく、いくつか用意してあげましょう。
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常に新鮮な水を用意してあげましょう。
ペットボトルのミネラルウォーターではなく、水道水を与えてください。
爪とぎ
爪とぎは猫の本能です。用意しないと、壁や家具で爪とぎをしてしまいます。
壁でガリガリすることもありますが、その際は叱るのではなく、爪とぎの場所へ誘導してあげましょう。
はじめは小さい爪とぎでもいいですが、成長に合わせて買い換えてください。
ケージ(必要に応じて)

ケージは、新しい環境に慣れるまでの「安心できる場所」になります。
留守番や夜間の寝床としても使えますね。
中にトイレと寝床を置いてあげると、自然とトイレを覚えてくれます。
家族がいるときは、扉を開けて自由にしてあげましょうね。遊びたい盛りですから。
ベッド
安心して休める場所として、ベッドを用意してあげましょう。
ふかふかベッドだと、もみもみする子もいます。
ちなみに、ベッドを購入しても、ベッドに入らずに、それが入っていた段ボールを好む子も多いです 笑。
それも猫あるあるなので、無理に使わせなくて大丈夫です。
我が家でも何度も経験済みで、「なんで、そっちやーねーん」といつもツッコんでいます。
コロコロ(粘着クリーナー)
これは猫のためというより、飼い主さんの必需品。
抱っこしただけで服が毛だらけになります。
ソファ・カーペット・ベッド周りに常備しておくと便利
「黒い服が着られなくなる」のは、猫あるあるです。
ここまでが、生後2ヶ月の子猫を迎える際に「まずは最低限」そろえておきたいものになります。
続いて、あると便利なものをご紹介します。
あると便利なもの|迎えた後でも大丈夫

ここからは「はじめからは必須ではないけれど、いつか必要、あると便利・助かるもの」をご紹介します。
すべて最初からそろえる必要はありません。
子猫の性格や暮らし方に合わせて、必要だと感じたタイミングで取り入れてみてください。
ブラシ
抜け毛対策・毛玉予防に役立ちます。特に長毛の猫は、日頃のブラッシングが大切です。
子猫の頃から少しずつ慣らしておくと、お手入れが楽になります
おもちゃ

運動不足解消やストレス発散に役立ちます。飼い主さんとのコミュニケーションにも大切ですね。
せっかく購入しても、遊ばないおもちゃはあります。
猫ちゃんによってお気に入りが違うんですよね。
紐・ゴムなど、誤食しやすい素材には注意しましょう。
知らない間に食べちゃう子もいます。遊んだ後は、片付けておきましょう。
爪切り
定期的なケアが必要です。嫌がる子も多く、飼い主さんが爪を切るのは難易度は高め。
無理に切らず、動物病院にお願いするのもひとつの選択です。
消臭スプレー・ペットシーツ
万が一の粗相や、吐き戻しの処理に便利です。
キャットタワー

猫は高い場所や上下運動が大好きです。運動不足解消・ストレス軽減にも役立ちます。
ケージがいらなくなるタイミングで設置してあげましょう。
据え置きと、突っ張り棒のタイプがあります。
首輪・迷子札
完全室内飼いでも、万が一の脱走に備えて迷子札のあるタイプの首輪があると少し安心ですね。
首が詰まらないように、成長に合わせてサイズ調整する必要があるので注意しましょう。
脱走防止グッズ
窓・玄関からの脱走対策です。網戸ロックや柵などで事前に防ぎます。
すぐに外へ行こうとする子がいれば必須ですね。

ふとした拍子に外へ出てしまうことがあります。
我が家のみりんは、どんなドアでも開けちゃうので、大変です。
いろんなタイプがあるので、必要に応じて購入しましょう。
カメラ|デジタル一眼レフ・ミラーレス一眼

子猫時代は一瞬です。しっかりとたくさん、出来ればいいカメラで残しておきましょう。
我が家には歴代ニャンコも含めてたくさん撮影してきました。
スマホとはやっぱり違います。本当に一生の宝物になりますよ。
「あると便利なもの|迎えた後でも大丈夫」
こちらの項目では、子猫の性格や暮らし方によって「必要になるタイミング」がそれぞれ違います。
まずは最低限の準備を整えて、実際に暮らしながら少しずつ足していく。
それくらいの気持ちで大丈夫ですよ。
今回の内容はYoutubeチャンネルでも配信しております。より詳細に解説をしています。
動画でも一度は見ていただき、メモ用にこちらの記事をご利用いただければと思います。
猫を迎える上での注意点

子猫との暮らしが始まると、想像していた以上に元気で、やんちゃな一面に驚く方も多いと思います。
走る、登る、かじる、落とす。子猫は毎日、全力で世界を探検しています。
ここでは、迎え入れてから特に気をつけたいポイントをまとめました。
事前に知っておくだけで、防げるトラブルはたくさんあります。
割れるもの・危険なものは片付けておく

子猫は高いところに登ったり、勢いよく走り回ったりします。
「まさか届かないだろう」という場所でも、普通に届きます。
素早くて追いつきません。食器やガラス製の置物。棚の上の小さい小物を全部一つずつ落とされることもあります。
迎え入れる前に、
・棚の上
・テーブルの上
・窓際
を一度見直しておくのがおすすめです。
誤食に注意(特に紐・ゴム・小さいおもちゃ)

子猫の事故で多いのが誤食です。
・紐
・ゴム
・ビニール
・マスクのひも
・ラグやクッションの中綿
遊んでいるうちに、飲み込んでしまうことがあります。
・元気がない
・食欲がない
・吐く
・同じ場所でじっとしている
といった様子が見られたら、迷わず動物病院へ連れて行ってあげましょう。
もしお尻から紐やゴムが出ていても、絶対に引っ張らないでください。
腸を傷つけてしまう危険があります。
高い場所からの落下に注意

猫は高いところが好きですが、新しい環境では距離感がつかめず、落下してしまうこともあります。
特に子猫は活発で制御不能。家中を飛び回ります。
「猫だから大丈夫」は、実は一番危険です。
普段の動きをしっかり観察して、危険な場所には登れないようにしておきましょう。
電気コード・暖房器具に注意
中には電気のコードを噛む子もいます。
ストーブやヒーターに近づきすぎて火傷することもあります。
外出時は、スマホの充電コードを抜いておく。
暖房器具の位置を見直すなど、できる範囲で対策しておきましょう。
暑さ・寒さ対策
猫は比較的暑さに強いですが、近年の猛暑では冷房なしは危険です。
夏:冷房をゆるめの29度くらいで付けて、涼しい場所を用意
冬:暖房+あたたかい寝床(テント型のベッドなど)を置いてあげる
猫が自分で快適な場所を選べるように、いくつか選択肢を用意してあげましょう。
中毒に注意する(食べ物・植物)
人間にとって安全なものでも、猫にとって有害なものはたくさんあります。
・ネギ類(玉ねぎ・長ねぎなど)
・チョコレート
・アボカド
・レーズン
・アルコール
・ユリ科の植物
誤って口にしないよう、手の届く場所に置かないことが大切です。
お部屋に観葉植物をおくなら、中毒性がないか調べてからにしましょう。
脱走を事前に防止する
・玄関を開けた瞬間に飛び出る
・網戸を自分で開けてしまう
こうした脱走は、意外と多いです。我が家はどちらもあります。
網戸を自分で開けて、屋根の上で気持ちよさそうにまどろんでいました。
玄関のドアやベランダ・窓を開ける際には注意する。
事前に網戸ロックを設置するなど、少しの意識で防げます。
「いつもと違う」に敏感になる

子猫は体調を崩しやすい時期です。
・元気がない
・食欲が落ちた
・くしゃみが続く
・目がショボショボしている
・毛並みが悪くなった
こうした変化があれば、自己判断せずに動物病院に連れて行きましょう。
「様子を見すぎない」ことも、大切な家族を守る行動のひとつです。
これは子猫時代に限らずのことですね。猫は「しんどい」とは言えません。
しっかりと見てあげましょう。

いろいろと注意点をお伝えしましたが、もちろん当てはまらない子もいます。
大切なのは、「知っておくこと」と「気にかけること」です。
子猫の行動やクセを日々観察することが、事故の予防や、体調変化の早期発見につながります。
ワクチン・去勢・避妊について

子猫を迎えたあとは、ワクチン接種や去勢・避妊手術についても考えていく必要があります。
このページでは概要だけをお伝えし、詳しい内容は別の記事を執筆予定です。
ワクチン接種について
生後6〜8週後に、1回目のワクチン接種をします。
ペットショップやブリーダーから迎えた場合、すでに1回目のワクチンを済ませているかと思います。
1回目のワクチンから一ヶ月後に2回目のワクチン接種をします。
接種の回数やタイミングは、必ず動物病院で確認しましょう
接種後は、副反応が出る場合があるため、しばらく様子を見ることが大切です
去勢・避妊手術について
生後から約半年を目安に、去勢・避妊手術を検討するケースが一般的です。
手術にはメリット・デメリットがあり、タイミングも猫によって異なります
こちらも、必ず獣医師さんと相談して進めましょう
上記はあくまで一般的には、ということです。
ネットの情報だけで判断せず、信頼できる動物病院と相談しながら、その子に合った選択をしてあげてください。
まとめ|準備ができたら、あとは一緒に暮らすだけ

子猫を迎える準備は、調べれば調べるほど不安になることもあります。
でも、いきなり完璧を目指す必要はありません。
最低限の準備と、少しの気配りがあれば、子猫はちゃんと新しい環境に慣れてくれます。
やんちゃで、予想外の行動ばかりの時期ですが、その一つひとつが、あとから振り返るとかけがえのない思い出になります。
子猫の時期は本当に一瞬です。
できれば、写真や動画でもたくさん残してあげてください。
スマートフォンでも十分きれいに撮れますが、余裕があれば、デジタル一眼レフやミラーレス一眼で残すのもおすすめです。
表情やしぐさ、空気感まで写る写真は、何年経っても色あせない宝物になります。
僕はこれまで、歴代の猫たちを撮り続けてきました。
振り返るたびに、「撮っておいてよかった」と思う瞬間ばかりです。
昔撮った写真やYoutubeにあげている動画を見ては、「こんなときもあったなー」と懐かしんでいます。
このサイトでは、子猫との暮らしを安心して始めるための情報とともに、猫と過ごす日々の大切さも伝えていけたらと思っています。
猫のかわいい撮り方も発信しています。
この記事が、あなたと子猫の新しい暮らしのスタートに、少しでも役立てばうれしいです。

猫の写真を撮り続けている中で、「今この瞬間を残しておいてよかった」と思う場面が何度もありました。
猫の撮影については、以下のページで少しだけ紹介しています。
▶︎「猫と暮らす幸せ」~猫専門出張カメラマンが贈る特別な時間~




