オールドレンズ

こんにちは、雨樹一期です。フィルムカメラとオールドレンズをこよなく愛する、犬猫好きカメラマンです。
仕事はペット撮影や写真の個人レッスンが主ですが、フィルムカメラを長年使用してきました。
2015年頃からはオールドレンズでの撮影にもハマり、というか沼り。
50種類くらいのオールドレンズで撮影してきました。

その中で一番のお気に入りといえば、「CONTAX Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 MMJ」になりますが、オススメを聞かれるとふわっと上がってくるのが、今回ご紹介する「Nikon Ai-s NIKKOR 35mm F1.4」になります。

「Nikon Ai-s NIKKOR 35mm F1.4」をオススメする理由

打率が良いオールドレンズ

これまでにオールドレンズで撮った多くの写真を見返すと、単純に打率がいいなーというのが、「Nikon Ai-s NIKKOR 35mm F1.4」なんですね。

打率ってなんやねん!ってことですが、シャッターを切った数の内、いい写真の割合が多さってことです。
ようは失敗が少ないんですね。全体的に無難に撮れている。

使ってみた初見の感想でも、「あー、ニコンのレンズだなーー」って感じ。

 

オールドレンズの世界では面白くないレンズ!?

ニコン Ai-s NIKKOR 35mm F1.4

まず、一般的なオールドレンズの特徴ですが、先ほどの言い方をすると、

『打率悪いけどたまにホームラン』ってレンズが多いんですね。

それがオールドレンズの面白みでもあるんですね。

それに反して、ニコンは良く言えば優秀。これといった大きな欠点もありません。
でもね、欠点こそが特徴といえるオールドレンズの世界では逆に面白くはない。

高性能とはいえ、いまの現行のレンズに比べたら劣ります。
だから解説もしにくいのがニコンのオールドレンズの特徴って感じ。

思いっきりけなしてる感じになっていますが、買って損はないです。

 

実は使いやすい35mmという焦点距離

オールドレンズの定番といえばだいたいが、焦点距離が50mmのレンズ。
フィルムカメラ時代は50mmが標準だったんですが、デジタルからはじめた方って案外馴染みがないんですよね。
単焦点の50mmのレンズを1本目に購入している方って少ないんです。

ほぼほぼズームレンズを購入するか、キットとしてカメラに付いてきます。

昭和カメラマンからすると、人の視界に一番近いとされている50mmは使いやすい。
でも、平成令和世代だと50mmって狭く感じるんですね。すんごい拡大されてるような感じ。

スマホのカメラが広角で24-28mmくらいなので、それと比べると50mmの焦点距離のレンズは「めっちゃ離れて撮らなあかん!」って思います。
手に持ったものを撮るには適さないんですよね。

それがこの「Nikon Ai-s NIKKOR 35mm F1.4」の35mmという焦点距離は実は絶妙で、風景はある程度広く撮れるし、カフェで料理を撮るのにもちょうどいい。

普段から持ち歩くのに丁度良いんですよね。

 

30cmまで寄って撮れるオールドレンズ

撮影最短距離は30cm。オールドレンズの中ではかなり被写体に寄って撮影が可能です。
ギリギリまで寄って撮影した時の立体感のある描写は、さすがF1.4という感じ。

雰囲気もいいですね。テーブルフォトにも最適です。

使い勝手も抜群に良いです。

 

優れた逆光耐性

ここからは良くも悪くもかもしれませんが、逆光耐性がとても優れています。
スーパータクマーなど、多くの人気オールドレンズの特徴が、逆光に弱いです。弱いからこそのゴーストが面白いんですよね。


たとえば、僕の好きなオールドレンズ「HELIOS-44-2 58mm F2」なんかは、太陽の光入れたらこれですからね。
謎の白いモヤモヤに画面が覆われます。

「Nikon Ai-s NIKKOR 35mm F1.4」にはこれが起こりません。

直接太陽を入れたらやっとゴーストが出る感じ。ここらへんは製造された時代(1982年)も考えるとすごい性能ですよね。
とにかくバランスが良いレンズです。

ニコンの安心感と退屈感

強いて言うなら、若干ボケがうるさい感じはありますが、とりあえず持っていて間違いはありません。
やっぱりね。たまにしかホームランの出ないオールドレンズ1本だと苦しいです。

以前紹介した、「Industar-22 50mm F3.5(インダスター)」なんかは典型かもしれません。
まー普段使いには向かないレンズ。

ということで、オールドレンズを続けていくなら、確実にヒットを打てるオールドレンズも必要なんですよね。
そう意味では、「Nikon Ai-s NIKKOR 35mm F1.4」はオススメしたいオールドレンズになります。

という、褒めてるのかけなしているのか分からん記事になりましたー。

 

ワークショップの予定

2026年は大阪や東京にてワークショップを開催する予定です。
日程は、SNSやホームページ内でも告知しますが、以下よりメールアドレスを登録していただければ、開催が決定した際に募集案内メールを送らせて頂きます。

また、LINE公式にて優先的に告知していきますので、友達登録いただけますと嬉しいです。

    【参考】これまでに使用したオールドレンズ一覧

    ・オリンパス OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8
    ・オリンパス OM-SYSTEM S ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70mm F4
    ・オリンパス ZUIKO AUTO-W 35mm F2
    ・オリンパス G.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4
    ・オリンパス F.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
    ・オリンパス ZUIKO AUTO-MACRO 90mm F2
    ・オリンパス OM G.ZUIKO AUTO-S 55mm F1.2

    ・コンタックス カールツァイス ディスタゴン T* 25mm F2.8
    ・コンタックス カールツァイス プラナー T* 50mm F1.4
    ・コンタックス カールツァイス プラナー T* 85mm F1.4
    ・コンタックス カールツァイス ゾナー T* 135mm F2.8
    ・コンタックスカールツァイス プラナー T* 45mm F2 G
    ・コンタックス カールツァイス ビオゴン T* 28mm F2.8 G
    ・コンタックス カールツァイス ゾナー T* 90mm F2.8 G
    ・コンタックス カールツァイス T* マクロプラナー 100mm F2.8 AEJ
    ・カールツァイス ウルトロン 50mm F1.8
    ・カールツァイス イエナ エレクトリック MC フレクトゴン 35mm F2.4
    ・カールツァイス イエナ エレクトリック パンコラー 50mm F1.8
    ・カールツァイス イエナ テッサー 50mm F2.8

    ・ペンタックス スーパータクマー 50mm F1.4
    ・ペンタックス スーパータクマー 55mm F1.8
    ・ペンタックス SMC タクマー 35mm F2
    ・ペンタックス スーパーマルチコート タクマー 28mm F3.5
    ・ペンタックス SMCタクマー 24mm F3.5
    ・ペンタックス SMC 50mm F1.2
    ・ペンタックス SMC ペンタックス-A マクロ 100mm F4

    ・ニコン NIKKOR 28mm F2.8
    ・ニコン ニュー NIKKOR 55mm F1.2
    ・ニコン Ai NIKKOR 50mm F1.8
    ・ニコン NIKKOR-S 5cm F2
    ・ニコン Ai-s マイクロニッコール 105mm F2.8
    ・ニコン Ai ニッコール 35mm F1.4S
    ・ニッコール-S 5cm F1.4
    ・ニッコール-Q 13.5cm F3.5

    ミノルタ STF 135mm F2.8 (T4.5)
    ミノルタ AF 20mm F2.8
    ミノルタ AF 85mm F1.4
    ミノルタ スーパーロッコール 45mm F2.8

    ・FUJIFILM FUJINON 55mm F2.2
    ・Zenitar MC M 16mm f2.8 フィッシュアイ
    ・HELIOS-44-2 58mm F2

    ・Canon NEW FD 50mm F1.4 
    ・Canon NEW FD 85mm F1.2 L

    ・Leica Elmar 5cm F3.5
    ・Leica SUMMICRON-M 5cm F2
    ・Leica ELMAR-M 50mm F2.8
    ・Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH

    ・Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SL II N
    ・Voigtlander COLOR-HELIAR 75mm F2.5 MC

    ・Industar-22 50mm F3.5
    ・TAYLOR-HOBSON Cooke Kinetal 75mm T2.8 F2.6
    ・TAMRON SP 90mm F2.5マクロ52BB
    ・ジュピター8 5cm F2
    ・MCジュピター9 85mm F2