
この写真はスマホで撮影しました。ちょっといいカメラで撮った雰囲気出ていませんか?
でも実はこれって誰でも撮れちゃいます。
はい。ということでこんにちは、ペットライフフォトグラファーの雨樹一期(あまきいちご)です。
雑誌「ねこのきもち」などで関西圏を中心に表紙や取材撮影。一般の方を対象に出張撮影やイベント撮影会などで、猫ちゃんを撮影しています。
趣味で外猫も撮影したり、雑誌やローソンプリントサービスに提供もしています。
保護猫5匹と暮らす無類の猫好きカメラマンです。
撮影する中で、よく聞かれるのは、
「どうすれば、愛猫をそんなにかわいく撮れるのですか?」
ということ。
そんな飼い主さんの声にお応えして、ペット撮影のプロが実践している「スマホで猫をかわいく撮るテクニック」について書いてみようと思います。
TOPの写真も含め、このブログ内の掲載写真は全てスマホで撮っています。
もくじ
スマホで猫をかわいく撮る黄金ルール。基本のキ
それではまずはビフォー写真から。
以下は悪い例ですね。どこが悪いか分かりますか?

猫という存在だけでかわいいと言えばかわいいのですが、余計なものが写り込んでいるし、猫の表情もよく分かりません。
よくあるただ撮っただけの写真ですね。
まずは基本のキ「猫目線で撮影」しましょう。
スマホを構えてそのまま上から撮影ではなく、猫ちゃんと同じ目線で撮りましょう。
これだけで劇的に変わります。

アフター写真です。どうでしょうか?
猫の表情もよく分かるし、猫の世界に入り込んだような臨場感になりますよね。
地べた撮影になるので、ほふく前進のポーズになるので、体勢は厳しいですが、運動がてら頑張って撮ってください 笑。

同じくビフォー写真です。こちらは10歳の娘が撮影。
猫が三匹転がっていますが、手前のシャムMIX猫が被写体です。

猫目線で撮影してもらいました。ピントの甘さなどはありますが、かわいさアップしていますよね。

もちろん猫と同じ目線だけにこだわらず、こちらを見上げてる瞬間を上から狙うのもありです。
ていうか、この二枚の写真だとこっちのがかわいく撮れてますね 笑。
猫目線の撮り方はまた詳しく書きますが、まずはベースとして猫目線を意識しましょう。
この説明をしても少しカメラをさげるだけで、結局上から撮られる方が多いのですが、あくまで猫と同じ目線です。
「カメラ」と「猫の目」が同じ高さになるように撮りましょう。

「これで完成!」でもいいのですが、背景がごちゃごちゃしてますよね。
出来れば一眼レフで撮った写真のように背景はボカしたい。
でも、スマホのカメラは基本的に背景はあまりボケません。
「ポートレートモード」で気軽にボケ感も楽しめるのですが、AIによって編集されたボケになるので、一眼レフのようなボケとは違います。
そこでここからさらに「プロがスタジオで撮ったの?」と感じてもらえる一枚へと、踏み込んでいきます。
猫をかわいく撮るための、超簡単なスリーステップ

まずは結果(アフター)の写真から。ビビりで甘えん坊のどんぐりちゃんです。
いかがでしょう?
スッキリしたスタジオ風の一枚に感じてもらえるのではないでしょうか?
スマホっぽさもかなり薄れているかと思います。
それではさきほどの猫目線をベースに、まずは以下の3ステップで撮影してみましょう。
①シンプルな背景(白い壁)を準備する

まずは自宅の白い壁の前で撮るための下準備。
地べた撮影となると姿勢もキツイし撮りにくい、壁と床の境目にある巾木(はばき)も出来れば写したくない。
てことで、椅子や机などを壁の前に置くのがオススメ。
上記の写真のように机に布などを敷いて撮るとさらに良いですね。
これは撮影用の大きな布になりますが、百均などでもいろいろ揃えることが出来ます。
自宅がいつも片付いているミニマリストの方ならどこでも撮影出来ますが、我が家なんか写真グッズや猫や子供のおもちゃが散らばっていて、背景はモノだらけ。
そんな方はスッキリ背景をつくりましょう。
これで準備オッケー。猫ちゃんを連れてきましょう。
「どんぐりちゃーん、出番でーす!」
②スマホのカメラを少し拡大(ピンチアウト)する

スマホのカメラを立ち上げ、猫目線でカメラを構えましょう。
この画面から、少し拡大します。

機種によって表示は変わりますが、丸の部分を1.4〜1.8Xくらいを目安に拡大してください。
その理由ですが、スマホカメラは立ち上げた瞬間はやや広角だからです。
広く撮れるのですが、画面に若干歪みが出ます。
つまりは拡大することで、人間の目線に近い、より自然な感じで撮ることが可能なんですね。
あまり拡大しすぎると画像が劣化するので、上記の範囲内くらいが理想ですね。
③明るさ調整で魔法をかける

少し明るく撮影するとよりかわいく撮ることが出来ます。
スマホをタッチしてピントを合わせる時に、画面を長押しをします。
すると太陽のマークが表示されます(機種によっては別のマークが表示されます)。

そのまま上にスライドすると明るくなります。

下にスライドすると暗くなります。

これをちょうど良い明るさで止めて撮影します。
カメラ用語で「露出補正」というテクニックですね。

ね、背景もスッキリしてるし明るくってかわいい、スタジオ風な写真が撮れました。

今回は背景を壁に設定していますが、たとえば窓際で寝転がっている瞬間を撮影すると逆光になるので、猫ちゃんが暗く写ってしまいます。

これはそんな時にも使えるテクニックになります。
長押しして、スライドするだけ。とっても簡単なので実践してみてくださいね。
まとめ

背景は白壁。少しズームして明るさを変えて、猫目線で撮影。

自分の目線で撮影したビフォーの一枚とは別物ですよね。
このように、少しのコツでスマホで撮ったとは思えない写真になります。
もちろん高いカメラに高いレンズで撮った写真と並べて比べるとかなり劣りまし、拡大した時の解像度は別物。
でも気軽にスマホで撮られている方にとっては、撮影スキルの大きなステップになるかと思います。
もちろん、これらは猫だけではなく、犬にとっても使える撮影方法です。
人を撮るときも同じで、拡大して、明るさを変えて撮るとちょっとふんわり美白にもなりますよ。
たまに観光地を歩いていたら「写真撮ってもらえませんか?」と頼まれることがあります。
密かにこのテクニックを使って、「おぉー!」と驚かれることがあります。
色んな場面で使えるので、ぜひ試してみて下さい。
猫ちゃん出張撮影では、待ち時間にレッスン!?
スマホでの撮影方法について書きましたが、やっぱり当たり前ですがちゃんとした一眼レフで撮る方がよりキレイ。
写りも鮮明で、さらに猫ちゃんの魅力は引き出されます。
当事務所では、雨樹一期が直接自宅まで出張して撮影もしております。
ただ猫ちゃんは臆病な子も多いので、すぐに撮影できないことも。
そんな猫ちゃん撮影までの空き時間に、撮影レッスンもしております。

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その仕上がりは格別です。
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スマホもいいけど、せっかくだから一眼レフを購入した、という方も多いです。
でも、使いこなせなくって、結局スマホで撮っている方も多いです 笑。
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自宅や自宅近くのカフェで座学レッスン、実技撮影をしており、数時間で見違えるようにスキルアップが可能です。


